カラーリノベーション事例-古民家

大阪某所の長屋でペイントワークショップを行った時の事例です。

塗料メーカー「ターナー色彩」様と、DIYのECサイトを運営されている「大都」様との
コラボで「HAPPYペイント」という塗料を作りました(現在は廃盤です…)

色には、目や皮膚から吸収されて固有の感情をもたらす効果がありますが
色彩心理を生かして親子で子供部屋をペイントしよう!というコンセプトでした。

その塗料を使い、コミュニティスペースとしてリノベーション中の長屋の壁を使い
ペイントワークショップを開催。
地元の大工さんがワークショップ開催できる状態まで工事してくださっており
塗装具メーカー好川産業様も協賛してくださいました。

関係者告知や張り紙を見られた関係者&ご近所の親子など…。
賑やかに開催されました。

土壁に塗装をする場合は「シーラー」という下地剤を予め塗っておく必要があります。
大工さんの裏技で、木工ボンドを水で薄めて使うという方法を教えてもらいました!
シーラーに比べて安価に抑えられます。

ご近所から、お父さんと可愛い姉弟も参加してくださってました。
ペイントDIYが良いのは、子供が思い切ってお絵描きやはみ出したりしても
後から大人がフォローできる点です。

はみ出したり汚れたら困るところを覆い隠す「養生」が大事で、
事前準備として養生をしっかりとしておけば、塗るのは意外と楽です。

大勢参加してくださったので、数時間で無事に終了できました。

クロスの上からも!

上記事例は土壁への塗装という特殊なケースでしたが、一般家庭で使われているビニールクロスの上からも綺麗に塗装できます。水性の塗料は、薬品的なニオイは全くなく(強いて言えば酢っぽい匂いが少し)乾くまでは水拭きで落とす事ができます。

ただ、水性というと誤解があって「服に付いてもお洗濯で取れるのね!」と思われる方が居ますが、服などに付くと取れません。

下記画像は、上京前にサロンとして使用していた大阪の部屋の一角です。
賃貸物件ですが、大家さんの許可を得てペイントしました。これが壁に行う初体験でした。

この時はサロンとしてのみ使用しており、とてもスッキリしていますが…
後に住居を兼ねる事となりまして、下記の通りものが増えまくりました。

壁を塗ってから、退去するまで6年ほどでしたでしょうか。
何かにつけて壁を眺めておりました(笑) 飽きることはなかったです。
白いだけの壁ですと、ただのっぺりしてしまいますが、色が加わると印象が変わります。

ちなみに、こちらのカラーセットは「クリエイティブカラー」という名称でした。
オンラインで購入された方のクチコミで「良い色合いでした」というのを見た時
すごく嬉しかったのを覚えています。

DIYはしてもしなくてもOK!

こちらの記事では、DIYを伴う事例のご紹介でしたが、
自分でやるのがコスト的には一番抑えられるというのが最大のメリットです。
もちろん、色付きの壁紙等でも空間の印象は変わります。