カラーリノベーション事例- 空き教室前編

中学校空き教室のカラーリノベーション事例をご紹介します。

こちら実施された経緯なのですが、2015年に大阪の大正区という場所で
「まちづくりキャンプ」というイベントが結構大規模に開催されました。
4つのコースに分かれていて、他のコースは座学?街を盛り上げるにはどうしたら?という話し合いをしていたようです。
私が参加したコース4は3日間にわたってがっつりDIYを行うというものでした。
商店街の中にこのような空き店舗があり、こちらをみんなで改修しようというもの。
事前にコースの指導者でもあり、設計・施工会社をされている方たちによって設計はされていました。

私は、一参加者です。画像を振り返ってみると、8年前というので若さを感じます(笑)
塗装はすでに経験があるため、木工作業を行いました。地元の会社さん提供による運搬用のパレット材を解体し、材料にしたもので床を貼ったり、テーブルや椅子を作りました。
職人のDNA(亡父が大工→溶接工)を受け継いでいるためか、プロから「大工さんみたい」と言っていただきました(笑)

こちらは1日目作業が終わった時です。今や有名DIY系YouTuberの方も居ます。当時は有名ブロガーさんでした。媒体が変わってもブランクがあっても、発信力がある人はすごいなぁと感心しています。

そんなこんなで、3日目の夕方には、ここまで完成していたのです!

ちなみに、右手に小さく写っているガーランド(三角の旗)は私がコース参加前に家で手作りしたものです。

また、右手はマグネット塗料の上から黒板塗料を塗っています。顧問先ターナー色彩様をご紹介し、商品を協賛いただきました。

この時の達成感は今でも覚えています。
前置きが長くなったのですが、このまちづくりキャンプの他のコースに、地元の教頭先生が参加されていました。町の衰退や少子化について議論されていたようです。

キャンプの最後に全てのコースでプレゼンがあったのですが、コース4には今は大学講師となったNさんが居て、素晴らしい「神プレゼン」を行ってくれました。その後、全員(覚えてませんが100名以上)で現地見学を行い、教頭先生がNさんに「中学の空き教室のリノベを行って欲しい」と打診が。そしてNさんが私に「講師として一緒に参加してもらえますか?」とお声がけくださったのでした。

こちらのまちづくりキャンプが1月末。中学校のリノベワークショップは夏休みの実施となりました。