参考になるのかどうか…?
私自身は不動産投資などするつもりは全くないんですけど一部の人には根強い人気なんですね〜。何となく面白いのでYouTubeで不動産投資関連のチャンネルは時々見ています。
大阪で、知人にも不動産投資家(?)が居ました。勝敗の確率はそんなに高くなさそうにも見えましたが…。とにかく築古物件を購入してリノベをし、貸し出すという大家業を副業とされていました。
大阪の中で特殊と言うか…ホームレス率も高い某所で、ビックリするようなボロ家を購入されました。家財道具がほぼ置きっぱなし、天井は落ちて床は抜けているようなお化け屋敷みたいな建物でした💦 床が抜けた所から、私落ちました…。手に持ったカメラを守らなければ!と、ターミネーターの最期のサムアップみたいなポーズで床に沈んで行きました。思い出したら何か腹が立ってきました(笑)
さすがにこちらの物件についてはDIYの要素はなく、壁紙や床材等を選ぶお手伝いをしました。
不気味なビフォー画像、一応掲載しますね。
このような計画と選んだ素材。今現在の用途はわかりませんが、リフォーム後しばらくはシェアルームになったと聞いたような気がします。
予算も極力抑えるため、特殊な壁紙などは使っていません。アフター画像は小さいものしか見つけられませんでしたがこのような感じです。ビフォーには昭和な建具などがあって、個人的にはそういうのは残して欲しかったのですが…。予算優先の工事のためなかなか難しいのですね。
外観についてですが、当初は3軒長屋で3軒の所有はそれぞれ別というややこしい物件でした。しかも真ん中は荒れ果てた空家になっており、ややこしい職業の人が所有者だったようですが、結果3軒が分割されて真ん中は空き地となり戸建となりました。リフォーム工事もかなり大規模になったようです。
ビフォーのこちらなんですが、立地と現状を踏まえて、塗装による色彩計画を立てました。建具(ドア・窓サッシ)はそのまま利用するのですがブロンズ色とシルバー色が混在しています。
前述の通り特殊な地域のため、例えば綺麗なパステルカラーなどにすると周辺環境から思い切り浮いてしまいます。ネイビーまたはグリーン系にしようと絞りましたが、こちらの物件は民泊にする可能性も高かったためネイビーにしてしまうと、初めての訪問者が夕方以降に到着した場合、暗くなって建物を見つけにくいだろうと思いました。そんなわけでグリーン系に絞り込み、わかりにくいのですが2階のベランダ(?)のようになってる凹みの箇所だけアクセントカラーで明るい色を選びました。
このような感じです。色には面積効果というものがあって、大面積になると思ったより派手に見えてしまうのでその点は要注意です。壁紙のサンプルなんか、小さ過ぎて選ぶのが難しいですよね。
色彩計画では、既存色にどうやって合わせるかということが大事になってきます。インテリアであれば家具とかそのまま使う部分ですね。悩ましい事案がありましたら、ぜひご相談ください😊